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京都市下京区有隣学区防災まちづくりマップの事例紹介

防災マップにStroly活用

Nao

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1 weeks ago

京都市下京区有隣学区では、有隣学区まちづくり委員会(以下、まちづくり委員会)で作成した防災まちづくりマップ(以下、防災マップ)をStroly化して、昨年2018年より2年続けて避難訓練でもご活用いただいています。

単なる防災活動に止まらず、地域固有の資源を活かしたまちづくりに取り組む有隣学区でのStrolyの活用についてご紹介します。

 

防災避難訓練でのStrolyマップの活用

有隣学区ではまちづくり委員会を中心に、避難場所や被害が想定される場所をまとめた紙版の防災マップを2018年3月に作成しました。この地図の普及とより有効的な活用を目指し、京都府立大学前田昌弘先生が中心となってStrolyでの公開となりました。 


Stroly上の有隣学区防災まちづくりマップ(作成・有隣学区まちづくり委員会)

 

オリジナルの紙地図のデザインを活かしたWeb版の地図としてStrolyで公開されています。ランドマークピンとして集合場所の写真や、防災上でポイントなど詳細な情報が整理されて掲載されています。

11月18日に有隣学区総合防災訓練が実施され、今年で2年目となるStrolyを活用した避難訓練が行われました。

防災訓練当日は各町内会ごとに集合場所まで避難します。各町内会の自主防災部長は、当日の朝にStroly上の防災避難マップで更新される仮想の被害状況を確認し、グループを率いて誘導します。

地図上での仮想の被害箇所の表示と目印となるボード(写真は昨年のもの)

約250名が参加する大規模な防災訓練で、地域住民の方々の防災に対する意識の高さが見えます。事後アンケートの結果ではまだまだ活用される方の人数は少さは課題ですが、昨年に増して活用された方の割合は増えており、認知度は上がりつつあります。

 

通りの活性化イベントでの防災活動

スケッチラリーのブースと参加者のスケッチ

前日には「松原通(みち)の駅」にて、Stroly と京都府立大学前田研究室の共催により、防災スケッチラリーが開催されました。

スケッチを描く参加者

 

参加者は防災マップをヒントに松原通沿いの消器に隠れている、歴史上の人物のキャラクターを探します。全てのキャラクター見つけると景品として駄菓子がもらえます。少し難しく感じる子供もいたようですが、楽しみながら松原通を歩き、消器の位置も確認する機会となりました。

松原通沿いのお店や史跡を紹介するマップ: 松原通古今東西(作成・松原通界隈活性化活動プロジェクト委員会) 松原通おさんぽマップ 改訂版(作成・有隣学区まちづくり委員会)

 

 


Stroly上の松原通おさんぽマップ 改訂版(作成・有隣学区まちづくり委員会)

 

有隣学区には町家や路地、地域コミュニティなど京都らしい暮らしが残っています。昨年にはStroly上の京都市明細図を用いて、松原通の昔の様子と見比べながら歩くまちあるきを実施しました。20歳代から90歳代まで、幅広い年齢層の参加があり、松原通の知られざる歴史について盛り上がりました。

災害が起こらない限り、普段の生活で防災を意識する機会はなかなかありません。自分の住んでいる地域に目を向けることも少なくなっているかもしれません。


年一回の防災避難訓練だけではなく、地域のお祭りの中でも古地図や、お散歩ップ、防災マップに触れてツールの使い方に慣れ親しむ機会を増やすことで、いざというときに紙の地図だけではなく手持ちのスマホから地図に地域の情報にアクセスできるように普及を目指します。

 

以上、京都市有隣学区の防災まちづくりの取り組みの紹介でした。
 
 


 
 

Stroly上の京都市水害ハザードマップ(京都市提供)

Stroly上では、許諾を得て京都市作成の京都市水害ハザードマップ:東山区・下京区を公開しています。浸水想定区域上に現在地が表示されることで、自分の現在を元に想定される被害をより直感的に想像することが可能です。

 

Strolyでは自治体のハザードマップのStrolyでの公開を積極的にサポートしております。

ご興味のある担当者様はこちらまで。

 

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